高齢の親と行く紅葉と温泉の旅|十和田湖・奥入瀬1泊2日モデルコース

目次

心に残る秋の静けさを、親と一緒に

静かな湖面に赤と黄の木々が映り込み、風が止まった瞬間に上下の世界が一つになる。
それが、十和田湖の紅葉の朝です。

奥入瀬渓流に一歩足を踏み入れると、
落ち葉を踏むサクサクという音と、渓流の水音だけが響きます。

親の歩幅に合わせてゆっくり進むと、
都会では味わえない時間が、そこに流れているのを感じます。

高齢の親との旅は、派手な観光よりも「安心して過ごせる時間」が一番の贈り物。
今回は、そんな穏やかで特別な秋の1泊2日旅をご提案します。

📌 この記事でわかること

この1泊2日のモデルコースを読めば──

  • 高齢の親と安心して行ける十和田湖・奥入瀬の行き方がわかります
  • 公共交通・レンタカー・空路の3パターンの移動方法を比較できます
  • 車なしでも無理なく楽しめる紅葉散策ルートがわかります
  • 旅の行程に合わせたシニア向け温泉宿を見つけられます
  • 2日めは車の利用や体力、好みに合わせた納得のプランが選べます

静かな湖畔に、親と立っているだけで
ふと人生の景色が優しく染まるようでした。

🚗 十和田湖への3つのアクセス手段

高齢の親との旅行では、移動の負担を減らすことが第一です。
十和田湖には主に次の3つの行き方があります。

① 公共交通機関のみ利用(新幹線+路線バス)

  • ルート例
    東京駅 →(東北新幹線2時間40分)→ 八戸駅 →(JRバス2時間10分)→ 十和田湖温泉郷
  • メリット:車の運転不要で安心
  • デメリット:合計約5時間。バス時刻に左右され、蔦沼など早朝観光は不可

② 八戸駅からレンタカー利用

  • ルート例
    東京駅 →(新幹線2時間40分)→ 八戸駅 →(レンタカー約1時間30分)→ 十和田湖
  • メリット:奥入瀬・蔦沼など紅葉名所を効率よく周遊可能。荷物を車に置けてラク
  • デメリット:運転の負担あり。山道も通るので休憩の配慮を。

③ 青森空港からレンタカー利用

  • ルート例
    羽田空港 →(約1時間15分)→ 青森空港 →(レンタカー約1時間30分)→ 十和田湖
  • メリット:東京から最短3時間半。初日午後から紅葉観光可能。蔦沼観光にも最適
  • デメリット:空路+レンタカーは費用高め。空港から十和田湖までは山道も通ります。

💡 この3パターンのうち、体力・予算・行程の自由度に合わせて選ぶのがおすすめです。
車があると紅葉の絶景や朝の蔦沼も楽しめ、旅の自由度が一気に高まります。

🗓 1泊2日モデルコース(横スクロール対応)

スマホは横にスクロールしてご覧ください→

スクロールできます
日程車なしプラン車ありプラン
1日目 午前東京駅→八戸駅(新幹線 約2時間40分)
八戸駅→十和田湖(バス 約2時間10分)
東京・仙台方面から車移動/または八戸駅からレンタカーで約1時間30分
1日目 昼十和田湖畔レストランでランチ十和田湖畔で昼食&湖畔散策
1日目 午後十和田湖遊覧船で紅葉鑑賞(徒歩5分で乗り場)発荷峠展望台で紅葉の全景を鑑賞(徒歩3分)
希望者は十和田湖遊覧船も可
1日目 夕方~夜宿にチェックイン(送迎利用)
温泉と夕食でゆったり
宿にチェックイン(駐車場直結)
温泉と夕食でゆったり
2日目 午前から車なしでも楽しめる
2つのプランの中から選びます
体力や好みに合わせて
4つのプランから選びます
2日目 午後八戸駅→東京駅(新幹線 約2時間40分)帰路(東京まで車で約6時間/仙台約3時間)

🥾 日程詳細|高齢の親と楽しむ紅葉と温泉の1泊2日

DAY1|十和田湖で紅葉と静寂を味わう

午前|移動はゆったり、景色を楽しむ時間に

  • 車なし:東京から新幹線+JRバスで約5時間、乗換は2回以内で安心
  • 車あり:八戸駅からレンタカー約1時間半。紅葉に染まる山道を休憩しながら移動

昼|湖畔でランチタイム

  • 比内地鶏の親子丼、きりたんぽ鍋、岩魚の塩焼きなど
  • 水面を渡る風を感じながらの食事は格別

午後|紅葉を湖面から楽しむ

車なし:十和田湖遊覧船に乗船(徒歩5分)

車あり:発荷峠展望台で湖全景。余裕があれば遊覧船もおすすめ

夕方~夜|温泉宿でくつろぐ

  • 露天風呂から紅葉を眺めながら疲れを癒す
  • 親が「おいしいね」と微笑む夕食時間が旅のハイライト

🗓 DAY2|選べる2日目の過ごし方

2日目は、旅のスタイルに合わせて過ごし方を選ぶプランです。
朝のんびり出発でも楽しめるものから、絶景を求めて朝イチから動くプランまで、4つのコースをご紹介します。

🍁 プラン1|湖畔をのんびり散策|乙女の像と十和田神社をめぐる

【車不要・必要体力☆】

「せっかく来たからこそ、名所は歩いて楽しみたい」
そんな方にぴったりなのが、十和田神社にお参り後に開運の道を歩くプラン。

十和田湖のシンボル「乙女の像」は静かな朝におすすめ

開運のパワースポットとして人気の「十和田神社」へも徒歩でアクセス可能

湖畔沿いにはカフェや土産店もあり、のんびり過ごせます。

シニアの方におすすめポイント
歩道はしっかり整備されていて、アップダウンも少なく安心。
1時間ほどの散策でも充実感があります。

👉 このプランで散策した後の帰り方は下の表をご覧ください。

🎨 プラン2|アートとグルメを満喫|十和田市現代美術館&バラ焼きランチ

【車不要・必要体力☆☆】

  • 十和田市現代美術館には草間彌生や奈良美智など著名アーティストの作品が多数
  • 現代アート好きなら一度は見たい「スタンディング・ウーマン」に会える
  • フォトスポットも多く、ミドル世代にもおすすめ!アートと一緒に撮る記念写真は特別な思い出に
  • 十和田の名物「バラ焼き」が味わえる飲食店も近くに点在

📍地理的な位置関係

十和田市は、十和田湖と八戸駅の中間地点にあります。
湖畔→美術館→八戸駅という流れは、移動効率がとても良いプランです!
バスでも行きやすく、雨の日でも楽しめます。

車での移動 ※美術館周辺に駐車場あり(十和田市西二番町駐車場など)
十和田湖畔から美術館まで:約50分(約35km)
国道103号線 → 国道4号線経由
渋滞がなければスムーズに行けます

■バスでの移動
十和田湖から十和田市中心部へ   十和田観光電鉄バス(十和田湖〜十和田市中央)   
所要時間:約1時間20分前後  本数は少なめです(1日1〜2便)
途中「焼山」で乗り換えの場合あり
❷ バス停「十和田市中央」で下車→美術館まで徒歩10分程度
現代美術館・官庁街通りエリアに飲食店も多く、十和田名物「バラ焼きランチ」も楽しめます。

👉 このプランで散策した後の帰り方は下の表をご覧ください。
※八戸駅へ行くバスの本数が限られますので、事前に当日の時刻表の確認が必要です。

🍂 プラン3|朝の蔦沼へ|レア絶景に会いに行く&蔦温泉で立ち寄り湯

【車必要・必要体力☆☆】

蔦沼の紅葉は、条件がそろった朝だけ現れる「湖面に映るブナ林の紅葉」は奇跡の絶景
散策路は静かで、写真撮影にもぴったりです。
時間があれば、千年の秘湯と呼ばれる蔦温泉へ(日帰り入浴可・朝10時から)


水面が真っ赤に染まり、ブナ林が鏡のように映り込む姿は、まるで異世界のようです。

でも──
100点満点の絶景を見られるかは、運次第。
前日までの冷え込み、無風、晴天、紅葉のピークがすべて揃ったときがベストなタイミングです。
そのレアさが、心を揺さぶります。

ちょっと寒い朝の空気が、紅葉の色を一層際立たせてくれました.

■十和田湖から蔦沼へ|車でのアクセス

  • 所要時間:約25〜30分(約17km)
  • 道は整備されていて運転しやすいですが、早朝の暗い時間帯は安全第一で。

📍Googleマップでは「蔦温泉」または「蔦温泉駐車場」でOK。
駐車場は無料/約40台分あり、蔦沼までは徒歩5分ほどのなだらかな山道です。

■ ベストな訪問タイミング
夜明け30分前までに駐車場へ着くのが理想(懐中電灯をご持参ください)
日の出前の空気が、いちばん美しい景色を見せてくれます

👉 このプランで散策後の帰り方は下の表をご覧ください。

🌊 プラン4|奥入瀬渓流ハイライト|阿修羅の流れを間近で

【車必要・必要体力☆☆☆】
渓流のほとばしる白いしぶき。
それを受け止める苔むした岩と、赤や黄の葉が織りなすグラデーション。
「水の彫刻」と呼ばれる自然の芸術を心とカメラに刻んでください。

渓流の音に耳を澄ませながら、ブナの森を歩く──
それだけで、心がすっと整っていくような時間が流れます。
なかでも「阿修羅の流れ」は、プロカメラマンも惚れ込む名スポット。
その迫力と美しさは、写真を通しても伝わってくるほどです。
水音が、心のざわつきをそっと洗い流してくれるようでした。

■奥入瀬渓流(阿修羅の流れ)まで|車でのアクセス
所要時間:約30分(約18km)
十和田湖畔の宿から国道102号→103号→奥入瀬渓流沿いの道を走るルートが最短
阿修羅の流れの近くにある「石ヶ戸休憩所」の駐車場が便利です

石ヶ戸休憩所 駐車場(阿修羅の流れまで徒歩10分)
青森県十和田市奥瀬栃久保183  
TEL:0176-75-2425(ビジターセンター)

🅿️ 駐車場は無料/約50台分あり
※紅葉シーズンは混雑するため、朝の早めの出発がおすすめです

⚠️ 奥入瀬渓流は10月後半にマイカー規制あり|プラン実行前に確認を
奥入瀬渓流は例年、10月の最終週にマイカーの通行規制があります。
2025年は以下の日程が予定されています:
📅 2025年10月27日(月)~11月2日(日) の7日間
詳細はこちらのHPからご確認いただけます
青森県庁ホームページ

■散策のワンポイント
石ヶ戸〜阿修羅の流れまで、片道約10分の遊歩道は整備されていて歩きやすくなっています。
全行程を歩かなくても、車+ピンポイント散策で名所だけ楽しむスタイルも人気です。
無理せず、気持ちよい区間だけを歩くのが◎
滑りやすい箇所がありますので足元に気を付けて、歩きやすい靴をおすすめします。

👉 このプランで散策した後の帰り方は下の表をご覧ください。

🔁 2日目 散策後の帰り方ガイド

  • 該当する出発地(八戸駅/レンタカー返却/空港)を確認
  • 各プランごとに、所要時間・交通手段をチェック!

■各プランからの帰路のご案内     スマホは横スクロールで御覧ください→

スクロールできます
プラン名往路、八戸駅からバス利用で来た方八戸でレンタカー返却の方飛行機利用(青森空港)の方
湖畔散策(乙女の像・神社)十和田湖休屋→十和田市駅(JRバス)→八戸駅(南部バス)
所要:約2.5時間
十和田湖→車で八戸駅周辺へ返却
所要:約1.5時間
十和田湖→青森空港(車)
所要:約2時間
十和田市現代美術館美術館から徒歩5分→十和田市中央→八戸駅(バス)
所要:約1.5時間
美術館→車で八戸駅へ返却
所要:約1時間
美術館→青森空港(車)所要:約1.5時間
蔦沼&蔦温泉※車移動の方に
おすすめのコースです
蔦温泉→車で八戸駅へ返却
所要:約1.5時間
蔦温泉→青森空港(車)所要:約2時間
奥入瀬渓流(阿修羅の流れ)※車移動の方に
おすすめのコースです
焼山→車で八戸駅へ返却
所要:約1.5時間
焼山→青森空港(車)所要:約2時間

🏨 宿泊はシニアにやさしい設備が整った温泉宿で

紅葉散策のあとは、安心してくつろげる宿が親孝行旅の成功のカギです。
数あるホテルの中からシニアに嬉しい配慮がある宿を厳選しました。

宿名特徴送迎バリアフリー・シニア配慮
十和田湖湖畔温泉
 とわだこ遊月
徒歩1分で十和田湖の好ロケーション。温泉と郷土料理が高評価の宿。なし車椅子対応トイレあり。玄関前スロープ・大浴場の手すり有り
十和田プリンスホテル

散歩圏内に桟橋や滝、遊歩道も。ゆったり過ごせる癒やしのオーベルジュ。
十和田神社に行くなら車が必要(約16分)
八戸駅から無料シャトルバスあり(要事前予約)室内で車椅子利用可。1階にユニバーサルトイレあり

星野リゾート
奥入瀬渓流ホテル
渓流沿いで館内から紅葉が楽しめる。
ホテルオリジナルの渓流オープンバスツアー等のオプションが大変好評。
JR八戸駅より無料送迎あり(要事前予約)露天風呂に手すりあり。
湯浴み着(着たまま湯船に入れる服)のレンタルあり。手術痕が気になる方もくつろげる
奥入瀬 
森のホテル
奥入瀬渓流まで車で5分/蔦七沼まで車で15分八戸駅から無料シャトルバスあり(要事前予約)ユニバーサル対応ルームあり。大浴場に手すり。

■乙女の像、十和田神社の散策を楽しむならここ!十和田湖湖畔温泉とわだこ遊月
宿泊プランはこちらから↓
▶宿泊プランを見る

■静かなレイクビューに癒される十和田プリンスホテルの宿泊プランは
こちらから↓
▶宿泊プランを見る

■完成度の高い食とアクティビティが人気の宿 星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル
宿泊プランはこちらから↓
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■湯の花がある通好みの泉質とコース料理が高評価、奥入瀬森のホテル
宿泊プランはこちらから↓
▶宿泊プランを見る

▓ 免責文

リンクはアフィリエイトを利用しています。価格や空室状況は各予約サイトでご確認ください。
上記のバリアフリー対応および設備情報は、各宿の公式サイト(2025年8月時点)を元に記載しています。
時期(平日・休日・繁忙期)、予約状況、部屋タイプ、食事内容によって条件は変動いたしますので、あくまで目安としてご活用ください。

正確な料金や客室・設備・アクセスに関する詳細な情報については、必ず予約時に直接宿へお問い合わせいただくことを強くおすすめします。


🍁 まとめ|十和田湖&奥入瀬で心に残る親孝行旅を

静かな湖畔に映る紅葉、ゆったり流れる奥入瀬渓流、そして温かい湯に浸かる親の穏やかな横顔──。
十和田の色鮮やかな秋旅が目に浮かんできたのではないでしょうか。

旅に出るには、3つのものが必要です。
それは──体力・時間・お金。

けれど、その3つ全てがそろうタイミングは、そう多くはありません。
だからこそ完璧なタイミングを待たず「いつか行きたい」を「今、行ってみよう」に変えることに、意味があるのかもしれません。
この小さな提案が、あなたの大切な人との笑顔や思い出につながれば、これ以上の喜びはありません。

どうぞ今日、声をかけてみてください。
「ねえ、紅葉を見に行ってみない?」

この記事を書いた人

「高齢の母と旅行に行きたい」そんな思いからこのサイトを始めた、旅盛り、食べ盛りの50代。
旅先で出会う珍しいものは必ず食べたい!特に辛いものが大好きです。

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